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【脊髄損傷】独自理論に基づく車椅子ユーザーとのパーソナルトレーニングを紹介!

更新日:21 時間前



こんにちは!

今回は、UTCトレーナー渡部が担当しているクライアント様を例に訪問パーソナルトレーニングサービス「ユニトレパーソナル訪問型」についてご紹介します。

特に、車椅子ユーザー向けのトレーニング内容やその効果に焦点を当てて解説していきます。



クライアントプロフィール

  • 年齢:30代

  • 性別:女性

  • 受傷部位:頸髄完全損傷(C3〜C4)

  • 受傷歴:約20年

  • 職業:会社員

  • 車椅子スポーツ:ボッチャBC3選手

  • UTCでのトレーニング歴:約2年



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トレーニングの流れ(90分)


1.身体チェックとストレッチ(5分)

  • トレーニングを始める前に、車椅子上での簡単なストレッチを行います。これにより、身体の状態を把握し、運動に備えます。

2.装具を用いた立位での運動(25分)

  • 立位の姿勢での上半身ストレッチ

  • テーブルに肘をついての肩強化運動

3.仰向けでの下肢ストレッチ(5分)

  • 足の全体的な筋緊張の増加による筋への刺激と柔軟性の確保

4.座位でのプッシュアップ練習と肩強化(10分)

  • 肘をロックして肘が折れるのを防止する練習

  • 肩と上腕周辺の筋力強化

5.うつ伏せでの股関節と膝ストレッチ(5分)

  • 車椅子ユーザーが硬くなりやすい体幹と股関節前面の柔軟性向上

6.うつ伏せの肘付きポジションでの肩強化(5分)

  • 上半身の体重を肩で支える肩と肩甲骨周辺の強化

7.プランク運動での肩と体幹強化(10分)

  • 上半身ー体幹ー下肢の連動した動きの獲得と肩と体幹の強化

8.肘付きの四つ這いでのマヒ部連動運動(感覚的連動を意識)(15分)

  • 肩への荷重による強化と麻痺部の感覚入力とコントロール

9.その他(10分)

以上が基本的なトレーニングの流れです。




画像

左:立位トレーニング

中:肘付きでのプランク

左:うつ伏せで股関節、膝のストレッチ


これらのトレーニングは、特に車椅子ユーザーが直面する体の使い方や姿勢の課題に焦点を当て、競技で使用する肩周りの筋肉強化や関節可動域の向上、そして長い座位時間を疲れずに座り続けることで、試合に集中できる体力と姿勢保持機能をつけることを目的としています。

また、UTCのトレーニングでは、一人では動かすことが難しい、マヒ部の積極的な運動や体の使い方を練習することで、眠っていたい潜在的な能力を底上げします。


 

UTCのトレーニング理論

UTCでのパーソナルトレーニングでは「UTCのパフォーマンスピラミッド理論」に基づき「①基本動作(関節可動域の向上)」「②身体能力(筋力強化)」「③日常生活動作スキル向上」「④生活動作(ADL・QOL向上)」の流れでトレーニングを勧めていきます。


例えば目的の動作(移乗動作)を獲得するにあたって関節可動域が不十分にも関わらず筋力強化ばかりを行っても、力が十分に発揮されず、トレーニングが遠回りになってしまうということです。

この見極めには長年、車いすユーザーとのトレーニング経験豊富なUTCトレーナーの腕の見せ所です。
一人ひとりに合わせた今やるべきトレーニングを導きます。

UTCのパフォーマンスピラミッド理論は、車椅子ユーザーをはじめとする様々なニーズに応じたトレーニングを体系的に提供するための枠組みです。
詳しくはこちら▼


この理論に基づき、トレーニングプログラムは以下の段階を経て進められます。
  1. 基本動作の改善(関節可動域の向上)、まずは関節の可動域を広げることから始めます。これにより、動作の基盤となる体の柔軟性と動きやすさが確保されます。

  2. 身体能力の向上(筋力強化)、基本動作が向上した後は、筋力を強化することが目標です。これにより、より高い運動パフォーマンスを実現できるようになります。

  3. 日常生活動作スキルの向上強化された筋力を実生活の動作に応用し、日常生活での様々な活動がスムーズに行えるようトレーニングします。

  4. 生活動作の向上(ADL・QOLの向上)最終段階では、上記のすべてのスキルを生かして、活動日常生活(ADL)の質と全体的な生活の質(QOL)の向上を図ります。

このように、目的に合った段階を踏むことで効率よく身体機能やスキルを向上させることができます。

もし「どんなトレーニングをしているのか」や「実際にどれだけ効果があるのか」についてご興味があれば、お気軽にお問い合わせください。

UTCスタッフとして、皆さんの健康と活動の質の向上を全力でサポートさせていただきます。


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