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筋ジストロフィーとは一体なに!?その種類と対応策

  • 執筆者の写真: Sit-Fit Owner
    Sit-Fit Owner
  • 2023年9月23日
  • 読了時間: 3分

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運動麻痺が起こるのは脊髄損傷やALSなどといった神経細胞に障害が現れるものだけでなく、

筋自体に問題が起こるものがあります。 その一つが筋ジストロフィーです。


筋ジストロフィーとその種類

一言に筋ジストロフィーと言っても種類や症状は様々で、 またその症状の現れ方も左右非対称であったりと、とても難しい症状なんです。 筋ジストロフィーという病気は簡単にいうと、 筋肉を作るために必要なたんぱく質の機能が正常に働かず、筋細胞を作れなくなるため、筋肉がどんどん萎縮してしまう病気です。 その為、筋力が低下して運動機能障害が起こってしまいます。 筋ジスの代表的なタイプは一般的に以下のように分けられます。

  1. 性染色体劣性遺伝型筋ジストロフィー

    • a. デュシェンヌ型

    • b. ベッカー型

    • c. エメリ・ドレフュス型

  2. 先天性筋ジストロフィー

  3. 肢帯型筋ジストロフィー

  4. 顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー

  5. 眼咽頭型筋ジストロフィー

  6. 筋強直性ジストロフィー

などなど。 細かく分けるともっとありますが大まかにわけるとこんな感じでしょう。 それぞれのタイプは発症年齢や遺伝子型、症状の部位になどによって分けられます。


筋ジストロフィーとリハビリ・筋力トレーニング

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正常に筋細胞が作れなくなってしまう病気であるため、 リハビリで高強度のトレーニングは禁忌とされているのです。 「筋肉をちゃんと作れないので、筋トレはできませんよね。」 ってことです。

その為、どこまでトレーニングの強度を上げて筋力を維持、向上させるかが問題ですが、 一般的には筋肉痛が生じない程度であれば、行動を制限することはないとされています。

んー、なんともとっても難しいラインの引き方ですね。

遺伝子異常が問題で引きおこるとされているため、 残念なことに根本的な治療はなく、現在の医療で出来る範囲の行為に限られてしまっています。 その為、可動域を確保することや合併症の予防に重点が置かれているのが現状です。

そのステージに合わせて適切な負荷や運動種類を選択していくことが大事でなんですがそれが難しい。

筋ジスに関してもあるクライアントさんをきっかけに論文を読み漁ったことがあるのですが、マウスレベルの研究がほとんどですし、 物によってはエキセントリックなエクササイズを否定することまではできないといった物もあったので、この分野での研究はあまり進んでないのかなーっていう印象でした。

やっぱり、一つ間違えば大きなADLの低下を来す可能性があるので下手な研究はできないんですよね。 その中でも気になる論文を見つけたので、それについては別の記事 顔面上腕肩甲型筋ジストロフィー(FSHD)に対しての安全かつ効果的なエクササイズ で触れたいと思います!!


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