運動麻痺が起こるのは脊髄損傷やALSなどといった神経細胞に障害が現れるものだけでなく、
筋自体に問題が起こるものがあります。 その一つが筋ジストロフィーです。
筋ジストロフィーとその種類
一言に筋ジストロフィーと言っても種類や症状は様々で、 またその症状の現れ方も左右非対称であったりと、とても難しい症状なんです。 筋ジストロフィーという病気は簡単にいうと、 筋肉を作るために必要なたんぱく質の機能が正常に働かず、筋細胞を作れなくなるため、筋肉がどんどん萎縮してしまう病気です。 その為、筋力が低下して運動機能障害が起こってしまいます。 筋ジスの代表的なタイプは一般的に以下のように分けられます。
性染色体劣性遺伝型筋ジストロフィー
a. デュシェンヌ型
b. ベッカー型
c. エメリ・ドレフュス型
先天性筋ジストロフィー
肢帯型筋ジストロフィー
顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー
眼咽頭型筋ジストロフィー
筋強直性ジストロフィー
などなど。 細かく分けるともっとありますが大まかにわけるとこんな感じでしょう。 それぞれのタイプは発症年齢や遺伝子型、症状の部位になどによって分けられます。
筋ジストロフィーとリハビリ・筋力トレーニング
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