UTCではアスリートの競技力向上のための支援事業も行っております。 その中の一つが車いすカーリング日本代表チームの強化です。 そして、今回 11月3日〜9日にフィンランドで「2024年世界車いすBカーリング選手権大会(WWhBCC2024)」が開催され、日本代表チームは見事準優勝いたしました。
これは世界車いすカーリング連盟主催の国際大会で、日本代表チームが初めて手にした銀メダルとなります。
以下は大会の詳細をお伝えいたします。
次回の冬季パラリンピックは2026年にイタリアのミラノ・コルティナという場所で開催されます。
そのミラノ・コルティナ2026冬季パラリンピックへの出場権を賭けた最後の世界選手権が来年3月にスコットランドで行われるのですが、今大会はその世界選手権への出場権3枠を懸けた重要な試合でした。
大会はアメリカ、イングランド、エストニア、スイス、スペイン、タイ、チェコ、フィンランド、ポーランド、香港、日本の合計11チームが参加。
中でもチェコやアメリカは世界選手権から降格したチームであり強豪です。
日本は、4月に開催された国内選手権を制したKiT CURLING CLUB(北見市)から選ばれた選手たちが中心となり、持田靖夫コーチのもとで挑みました。
予選リーグでは、チェコやアメリカといった強豪相手に苦戦するものの、イングランドやエストニアに競り勝ち、10試合中8勝を挙げて予選2位で決勝トーナメントに進出しました。