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車椅子生活では太って見えなくても肥満に要注意

更新日:6月20日



脊髄損傷者や車椅子ユーザーの肥満と健常者の肥満に違いがある事をご存知でしょうか?
脊髄損傷者ではよく「脊損腹」と呼ばれる「お腹がポッコリ出た」状態になりやすい傾向があります。

当記事では車椅子生活になる事で起こる身体変化と肥満に関してお伝えしていきます。

 

一般的な肥満とその評価方法

厚生労働省の平成27年国民健康・栄養調査報告によると、男性肥満割合は全体の28.4%であると報告されています。
さらに男性では40代になるとその割合が約36%まで増えるのです。
これはおよそ3人に1人が肥満ということになります。

一方女性では全体肥満割合は18.7%まで下がります。
女性の場合は高齢になればなるほど肥満率が上がって24%ほどまで上がると報告されています。
こちらは約4人に1人が肥満ですね。

みなさんどうでしょう?
思っているより肥満の割合が多いように感じませんか?
例えてみたら4人家族で誰か肥満っていうレベルですからね。

ではこの肥満はどの基準で肥満!肥満じゃない!と分類されているかというと・・・
ここでの評価基準はBMI(>25)を用いて測定しています。

BMIは健康診断などでも見かけますし、おなじみになってきたのではないでしょうか?
BMI(ボディマス指数)はBody Mass Indexの略で体重割る身長の2乗で求められます。
計算式にすると以下の通りですね。

BMI = 体重(kg)  ÷  {身長(m) x 身長(m)}
この数値が25以上だと肥満とされます。

肥満とは体脂肪が過剰に蓄積している状態、お腹ぷよぷよ脂肪いっぱいの状態です。こうなってしまうと生活習慣病が引き起こされてしまいます。

でも、よくありがちだし気をつけてれば大丈夫!なんて思っていませんでしょうか?

記事の続きは…

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