【開催直前!】オンラインヨガ教室に関して講師の谷先生に聞いてみた
- Sit-Fit Owner

- 8月1日
- 読了時間: 4分

いよいよSIT-FIT Live Vol.27「車いすユーザーによる障害に配慮した座ってできるオンラインヨガ教室」のが開催が8/5(火)と目前に迫りました。
今回のオンラインヨガ教室では、ウィールチェアヨガインストラクターの谷 美樹先生をお招きし、障害の有無を問わず、誰もが参加しやすいヨガの時間をお届けします。
すでに多くのお申し込みをいただいておりますが、「申し込みを忘れていた」「まだ参加を迷っている」という方のために、今回は開催直前企画としまして谷先生に直接いくつか質問をしてみましたのでご紹介します!
どなたでも大歓迎ですのでお気軽にご参加ください!
●谷先生に聞きました!
Q. このクラスでは、どのような動作を行いますか?
A. 腕をゆっくり上げ下げしたり、体を左右にねじるような、やさしい動きを中心に行います。すべて座ったままでできる内容ですので、ヨガが初めての方も安心してご参加いただけます。
※筆者が東京で開催されたレッスンで実際に体験したメニュー例
瞑想をしながら深呼吸
集中力アップの為の眼球運動
腕の上下運動
ワシのポーズ(両手を体の前でクロス)
合掌のポーズ(両手を背中で組む)
Q. 慢性的に鼻が詰まっていることで鼻呼吸がしづらく、呼吸が浅くなりがちですが、解消するにはどうすればいいですか?
A. 慢性的な鼻づまりには様々な原因がありますが、姿勢が関係していることもあると言われています。ヨガでは呼吸に意識を向けながら無理のない範囲で姿勢を整えていくので、「呼吸がしやすくなった」と感じる方もいらっしゃいます。よろしければ、ぜひ一度お試しください。
Q. 重度麻痺で上肢に麻痺がありますが、参加できますか?
A. クラスには腕をゆっくり動かす動作もありますが、ヨガはポーズの完成を目指すものではなく、呼吸や瞑想を通じてご自身と向き合う時間です。腕の動きが難しい場合でも、呼吸法や瞑想だけの参加で十分に意味があります。 ご自身のペース・心地よい範囲で取り組んでいただければ大丈夫です。
Q. ヨガはポーズが難しいイメージがあります。四肢麻痺がありますが同じような効果は得られますか?
A. ヨガで得られる感覚や気づきは人それぞれですが、「呼吸に意識を向けるだけで気持ちが落ち着く」と感じる方も多くいらっしゃいます。ポーズが難しいと感じる場合でも、呼吸や瞑想だけのご参加でも大歓迎です。無理なく、ご自身の心と体と向き合う時間を大切にしていただけたらと思います。
Q. 1日約10時間ほど車椅子に乗っていて、夕方過ぎると足腰が痺れてつらいです。改善方法があれば知りたいです。
A. 医療的なアドバイスはできませんが、私自身も車椅子を使っているので、そのつらさには共感できます。
夕方のしびれは、長時間同じ姿勢でいることによる血流の滞りが関係していることもあるようです。
ヨガでは上半身を中心に無理なく動かすことで、全身の巡りが良くなったと感じる方もいらっしゃいます。 ただし、しびれが強い場合は、医療機関などでの専門的なアプローチが必要な場合もありますので、ご無理のない範囲でご参加ください。
先日、筆者も谷先生のヨガレッスンに参加させていただきました。
参加者は障がいの有無やヨガの経験を問わず、それぞれのペースで無理なく取り組んでおられたのがとても印象的でした。動作はどれもシンプルで、上肢に麻痺のある方でも参加しやすい内容でした。
今回のイベントではご家族・介助者・支援者の方のご参加も大歓迎です。また、ウェブカメラのオンオフも自由となっておりますので、ご自身がリラックスできる環境でご参加いただけます。
「どんなことをするのか少しだけ見てみたい」という方も、ぜひお気軽にお申し込みください。
皆様のご参加をお待ちしております。
【開催概要】
SIT-FIT Live27 車いすユーザーによる障害に配慮した座ってできるオンラインヨガ教室
開催日時:2025年8月5日(火)20:30~21:30
開催形式:オンライン(Zoom使用)
参加費:無料
対象者:どなたでも参加可能(車いすユーザー・ご家族・サポートする方・興味のある方も大歓迎)
講師:谷 美樹
ウィールチェアヨガインストラクター。脊髄損傷(T12)により中学生から車いす生活を送る。
会社員を経て、南米・アジアでの滞在を通して多様な文化や価値観に触れる。帰国後、本格的にインド伝統のクラシックヨガやアーユルヴェーダを学び、「心はどこまでも自由である」という信念のもと、全国で活動中。







